ウェイト版タロット「9.The Hermit(隠者)」|原典・和訳・意味・生命の樹
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※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
9.The Hermit(隠者)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

9.The Hermit(隠者)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「9.The Hermit(隠者)」占い上の意味の原文(英語原文)
9. The Hermit.—Prudence, circumspection; also and especially treason, dissimulation, roguery, corruption. Reversed: Concealment, disguise, policy, fear, unreasoned caution.
「9.The Hermit(隠者)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
9
隠者
The Hermit
「9.The Hermit(隠者)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Prudence | 慎重・分別 | 先を考えた賢明な判断や行動を意味します。 |
| Circumspection | 用心深さ・注意深さ | 周囲の状況をよく見て慎重に対応することを指します。 |
| Treason | 裏切り・反逆 | 信頼を裏切る行為を意味します。 |
| Dissimulation | 偽装・隠蔽 | 本心や事実を隠して装うことを指します。 |
| Roguery | 悪事・不正 | 悪意ある行動や不誠実な行為を意味します。 |
| Corruption | 腐敗・堕落 | 道徳や秩序が損なわれた状態を指します。 |
「9.The Hermit(隠者)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Concealment | 隠蔽・秘密 | 情報や本心を隠すことを意味します。 |
| Disguise | 変装・偽装 | 本来の姿を隠して別の形に見せることを指します。 |
| Policy | 策略・方策 | 目的のために取る計画や手段を意味します。 |
| Fear | 恐れ・不安 | 危険や未知への心理的な反応を示します。 |
| Unreasoned caution | 根拠のない慎重さ | 必要以上に恐れて行動できない状態を意味します。 |
「9.The Hermit(隠者)」原典語句から見る私なりの解釈
「9.The Hermit(隠者)」は、慎重さ・思慮深さ・深い洞察など、静かに内面を見つめ、経験から知恵を得る姿勢を象徴していると私は考えています。
また、裏切り・偽り・策略・腐敗という意味から、表面だけでは見えない人の本心や隠された問題を見抜く必要性も示していると考えています。一方で、隠れること・偽装・計画性・恐れ・過度な警戒という意味から、慎重になりすぎることで行動を制限し、真実から遠ざかってしまう側面も表していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「9.The Hermit(隠者)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「9.The Hermit(隠者)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
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ZERO
The Fool
The variation from the conventional models in this card is only that the lamp is not enveloped partially in the mantle of its bearer, who blends the idea of the Ancient of Days with the Light of the World. It is a star which shines in the lantern. I have said that this is a card of attainment, and to extend this conception the figure is seen holding up his beacon on an eminence. Therefore the Hermit is not, as Court de Gebelin explained, a wise man in search of truth and justice; nor is he, as a later explanation proposes, an especial example of experience. His beacon intimates that “where I am, you also may be.”
It is further a card which is understood quite incorrectly when it is connected with the idea of occult isolation, as the protection of personal magnetism against admixture. This is one of the frivolous renderings which we owe to Éliphas Lévi. It has been adopted by the French Order of Martinism and some of us have heard a great deal of the Silent and Unknown Philosophy enveloped by his mantle from the knowledge of the profane. In true Martinism, the significance of the term Philosophe inconnu was of another order. It did not refer to the intended concealment of the Instituted Mysteries, much less of their substitutes, but—like the card itself—to the truth that the Divine Mysteries secure their own protection from those who are unprepared.
「9.The Hermit(隠者)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
9
Ⅸ
The Hermit
このカードにおける伝統的な型からの違いは、ただ一つ、ランプがその持ち主の外套によって部分的に覆われていないという点だけです。
その人物は、「太古の老人(Ancient of Days)」という概念と、「世界の光(Light of the World)」という概念を一つに結び合わせています。
ランプの中で輝いているものは、一つの星です。
私は、このカードが「達成」を表すカードであると述べました。
そして、この考えをさらに広げるために、この人物は高い場所に立ち、自らの灯火を掲げている姿で描かれています。
したがって、隠者(Hermit)は、クール・ド・ジェブラン(Court de Gebelin)が説明したような、真理と正義を探し求める賢者ではありません。
また、後の解釈で提案されたような、経験そのものを象徴する特別な存在でもありません。
彼の灯火は、次のことを示しています。
「私がいる場所には、あなたもまた到達することができる」
「9.The Hermit(隠者)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
さらに、このカードを「個人的な磁気の力を他との混合から守るための、秘教的な孤立」という考えと結びつけることは、完全に誤った理解です。
これは、エリファス・レヴィ(Éliphas Lévi)によってもたらされた、軽薄な解釈の一つです。
この考えはフランスのマルティニズム(Martinism)の教団にも取り入れられました。
そして、私たちの中には、彼の外套によって俗人の知識から覆い隠された「沈黙と未知の哲学(Silent and Unknown Philosophy)」について、多くを耳にした者もいます。
しかし、本来のマルティニズムにおいて、「知られざる哲学者(Philosophe inconnu)」という言葉の意味は、別の次元のものでした。
それは、制定された秘儀(Instituted Mysteries)を意図的に隠すことを意味したものではありません。
ましてや、その代用品を隠すことを意味したものでもありません。
そうではなく、このカードそのものが示しているように、
神聖なる秘儀(Divine Mysteries)は、準備のできていない者から自らを守る力を持っている、
という真理を意味していたのです。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/9

