ウェイト版タロット「13.Death(死神)」|原典・和訳・意味・生命の樹

13.Death(死神)ウェイト版タロット サムネイル

※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。

13.Death(死神)

※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

「13.Death(死神)」占い上の意味の原文(英語原文)

13. Death.—End, mortality, destruction, corruption; also, for a man, the loss of a benefactor; for a woman, many contrarieties; for a maid, failure of marriage projects. Reversed: Inertia, sleep, lethargy, petrifaction, somnambulism; hope destroyed.


「13.Death(死神)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」

13
死神
Death

「13.Death(死神)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」

原文直訳に近い訳補足
End終わり・終了物事の一区切りや完了を意味します。
Mortality死すべき運命・死人間の有限性や生命の終わりを指します。
Destruction破壊・崩壊既存の状態が失われることを意味します。
Corruption腐敗・堕落本来の状態が損なわれることを指します。
The loss of a benefactor恩人・後援者の喪失男性の場合、助けや支援を与える人物を失うことを意味します。
Many contrarieties多くの対立・矛盾女性の場合、さまざまな不一致や困難を指します。
Failure of marriage projects結婚計画の失敗未婚女性の場合、結婚に関する計画が実らないことを意味します。

「13.Death(死神)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」

原文直訳に近い訳補足
Inertia惰性・無気力変化せず停滞している状態を意味します。
Sleep眠り・休眠活動が停止している状態を指します。
Lethargy無気力・昏睡状態活力や意欲が失われた状態を意味します。
Petrifaction石化・硬直変化できず固定された状態を指します。
Somnambulism夢遊病意識が十分でないまま行動する状態を意味します。
Hope destroyed希望の破壊・希望の喪失期待や望みが失われる状態を示します。

「13.Death(死神)」原典語句から見る私なりの解釈

「13.Death(死神)」は、終わり・変化・消滅・古いものの崩壊など、一つの段階が終わり、新しい状態へ移行するための大きな転換を象徴していると私は考えています。
また、腐敗や喪失という意味から、不要になったものや古い価値観を手放す必要性を示していると考えています。一方で、停滞・眠り・無気力・硬直という意味から、変化を拒むことで成長が止まり、希望を失ってしまう状態も表していると考えています。
このカードは単なる終焉ではなく、古いものを終わらせることで新たな流れを迎えるための変化の象徴であると考えています。


Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈

※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。

タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。


「13.Death(死神)」カバラ生命の樹との対応

※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

タロット13.Death(死神)とカバラ生命の樹の対応を示す図

「13.Death(死神)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」

0
ZERO
The Fool

The veil or mask of life is perpetuated in change, transformation and passage from lower to higher, and this is more fitly represented in the rectified Tarot by one of the apocalyptic visions than by the crude notion of the reaping skeleton. Behind it lies the whole world of ascent in the spirit. The mysterious horseman moves slowly, bearing a black banner emblazoned with the Mystic Rose, which signifies life. Between two pillars on the verge of the horizon there shines the sun of immortality. The horseman carries no visible weapon, but king and child and maiden fall before him, while a prelate with clasped hands awaits his end.
There should be no need to point out that the suggestion of death which I have made in connection with the previous card is, of course, to be understood mystically, but this is not the case in the present instance. The natural transit of man to the next stage of his being either is or may be one form of his progress, but the exotic and almost unknown entrance, while still in this life, into the state of mystical death is a change in the form of consciousness and the passage into a state to which ordinary death is neither the path nor gate. The existing occult explanations of the 13th card are, on the whole, better than usual, rebirth, creation, destination, renewal, and the rest.


「13.Death(死神)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」

※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。

13
ⅩⅢ
Death

生命のヴェール、あるいは仮面は、変化、変容、そして低い状態から高い状態への移行によって保たれています。

そしてこれは、粗雑な「鎌を持った骸骨が収穫する」という考えよりも、正されたタロットにおいては、黙示録的な幻視の一つによって表現される方が、より適切です。

その背後には、霊における上昇の全世界が存在しています。

神秘的な騎士は、ゆっくりと進みながら、黒い旗を掲げています。

その旗には「神秘の薔薇(Mystic Rose)」が描かれており、それは生命を象徴しています。

地平線の端にある二本の柱の間には、不死の太陽が輝いています。

騎士は目に見える武器を持っていません。

しかし、王も、子供も、乙女も、彼の前に倒れています。

そして、両手を組み合わせた聖職者が、自らの終わりを待っています。


「13.Death(死神)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」

※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。

前のカードに関連して私が述べた「死」という示唆は、もちろん神秘的な意味で理解されるべきであることを、改めて指摘する必要はないでしょう。

しかし、今回の場合はそれとは異なります。

人間が次の存在段階へ自然に移行することは、あるいは移行し得ることは、人間の進歩の一つの形であると言えます。

しかし、この生命の中にありながら、神秘的な死という状態へ入るという、奇妙でほとんど知られていない道は、意識の形態の変化であり、普通の死が道でも門でもないような状態への移行なのです。

第13番目のカードについて現在存在する秘教的な解釈は、全体として見れば、通常よりも優れたものです。

それらは、「再生」「創造」「運命」「更新」などを意味するとされています。


ウェイト版タロットデッキ【正規品】

本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて

※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。


2026/6/13

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