ウェイト版タロット「18.The Moon(月)」|原典・和訳・意味・生命の樹
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※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
18.The Moon(月)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

18.The Moon(月)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「18.The Moon(月)」占い上の意味の原文(英語原文)
18. The Moon.—Hidden enemies, danger, calumny, darkness, terror, deception, occult forces, error. Reversed: Instability, inconstancy, silence, lesser degrees of deception and error.
「18.The Moon(月)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
18
月
The Moon
「18.The Moon(月)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Hidden enemies | 隠れた敵・見えない敵 | 表面には現れない敵対者や障害を意味します。 |
| Danger | 危険・脅威 | 予期しない危険や不安定な状況を指します。 |
| Calumny | 中傷・誹謗 | 根拠のない悪口や名誉を傷つける行為を意味します。 |
| Darkness | 暗闇・不明瞭さ | 状況が見えず、理解できない状態を指します。 |
| Terror | 恐怖・恐れ | 強い不安や精神的な恐怖状態を意味します。 |
| Deception | 欺瞞・偽り | 真実を隠したり、人を欺くことを指します。 |
| Occult forces | 神秘的な力・隠された力 | 目に見えない影響や秘められた力を意味します。 |
| Error | 誤り・錯誤 | 判断や認識の間違いを指します。 |
「18.The Moon(月)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Instability | 不安定・揺らぎ | 状況や感情が安定しない状態を意味します。 |
| Inconstancy | 移り気・変わりやすさ | 考えや態度が一定しないことを指します。 |
| Silence | 沈黙 | 言葉や情報が表に出ない状態を意味します。 |
| Lesser degrees of deception and error | 欺瞞と誤りの程度が軽いもの | 正位置と同じ意味だが、影響が小さい状態を指します。 |
「18.The Moon(月)」原典語句から見る私なりの解釈
「18.The Moon(月)」は、隠れた敵・危険・中傷・闇・恐れ・欺きなど、目に見えない不安や不確かな状況を象徴していると私は考えています。
また、神秘的な力や誤りという意味から、直感や潜在意識に関わる一方で、思い込みや錯覚によって真実を見失う可能性も示していると考えています。一方で、不安定さ・変わりやすさ・沈黙・小さな欺きや誤りという意味から、状況が定まらず、隠された問題が少しずつ表面化していく過程も表していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「18.The Moon(月)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「18.The Moon(月)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
0
ZERO
The Fool
The distinction between this card and some of the conventional types is that the moon is increasing on what is called the side of mercy, to the right of the observer. It has sixteen chief and sixteen secondary rays. The card represents life of the imagination apart from life of the spirit. The path between the towers is the issue into the unknown. The dog and wolf are the fears of the natural mind in the presence of that place of exit, when there is only reflected light to guide it.
The last reference is a key to another form of symbolism. The intellectual light is a reflection and beyond it is the unknown mystery which it cannot shew forth. It illuminates our animal nature, types of which are represented below—the dog, the wolf and that which comes up out of the deeps, the nameless and hideous tendency which is lower than the savage beast. It strives to attain manifestation, symbolized by crawling from the abyss of water to the land, but as a rule it sinks back whence it came. The face of the mind directs a calm gaze upon the unrest below; the dew of thought falls; the message is: Peace, be still; and it may be that there shall come a calm upon the animal nature, while the abyss beneath shall cease from giving up a form.
「18.The Moon(月)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
18
ⅩⅧ
The Moon
このカードと、いくつかの伝統的な型との違いは、月が観察者から見て右側、つまり「慈悲の側」と呼ばれる方向で満ちているという点にあります。
月には16本の主要な光線と、16本の補助的な光線があります。
このカードは、霊的な生命とは別の、想像力による生命を表しています。
二つの塔の間にある道は、未知の世界へ通じる出口を意味しています。
犬と狼は、その出口の場所を前にした自然的な心の恐れを表しています。
そこでは、導きとなるものが反射された光しか存在しないのです。
「18.The Moon(月)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
最後の部分は、別の形の象徴を理解するための鍵となります。
知性の光とは、反射された光です。そしてその先には、知性の光では示すことのできない未知の神秘があります。
その光は、私たちの動物的な本性を照らし出します。
その象徴として、下に描かれている犬、狼、そして深い水の底から現れるものがあります。
それは名前を持たない、恐ろしい傾向であり、野獣よりもさらに低い本能的な性質を表しています。
それは姿を現そうとして、水の深淵から陸地へ這い上がる姿によって象徴されています。
しかし通常は、そこから来た場所へ再び沈み戻っていきます。
心の顔は、下にある不安定なものに対して、静かな視線を向けています。
思考の露が降り注ぎ、そのメッセージはこう告げています。
「平和であれ、静まれ」
そして、動物的な本性の上に静けさが訪れるかもしれません。
同時に、その下にある深淵もまた、形あるものを生み出すことをやめるでしょう。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/18

