ウェイト版タロット「11.Justice(正義)」|原典・和訳・意味・生命の樹
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※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
11.Justice(正義)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

11.Justice(正義)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「11.Justice(正義)」占い上の意味の原文(英語原文)
11. Justice.—Equity, rightness, probity, executive; triumph of the deserving side in law. Reversed: Law in all its departments, legal complications, bigotry, bias, excessive severity.
「11.Justice(正義)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
11
正義
Justice
「11.Justice(正義)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Equity | 公平・公正 | 偏りなく正しく扱うことを意味します。 |
| Rightness | 正しさ・正当性 | 道理にかなった判断や行動を指します。 |
| Probity | 誠実・高潔 | 道徳的に正しく誠実な態度を意味します。 |
| Executive | 執行・実行 | 決定されたことを実際に行うことを指します。 |
| Triumph of the deserving side in law | 法における正当な側の勝利 | 正しいと認められる側が法的に勝利することを意味します。 |
「11.Justice(正義)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Law in all its departments | あらゆる分野の法律 | 法律制度や法的な事柄全般を意味します。 |
| Legal complications | 法的な複雑化・法律問題 | 法律上の困難や解決の難しい問題を指します。 |
| Bigotry | 偏見・頑固な偏狭さ | 特定の考えに固執し他を認めない態度を意味します。 |
| Bias | 偏り・偏見 | 公平性を欠いた判断や見方を指します。 |
| Excessive severity | 過度な厳格さ・厳しすぎる処置 | 必要以上に厳しい判断や対応を意味します。 |
「11.Justice(正義)」原典語句から見る私なりの解釈
「11.Justice(正義)」は、公平・正しさ・誠実さ・判断力など、物事を正しく見極め、相応しい結果をもたらす秩序の力を象徴していると私は考えています。
また、法律における正当な勝利という意味から、正しい行いや努力が認められ、適切な評価を受けることを示していると考えています。一方で、法律上の問題・複雑な事情・偏見・厳しすぎる判断という意味から、正義を求める過程で対立や制約が生じたり、感情や先入観によって公平さを失う危険性も表していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「11.Justice(正義)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「11.Justice(正義)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
0
ZERO
The Fool
As this card follows the traditional symbolism and carries above all its obvious meanings, there is little to say regarding it outside the few considerations collected in the first part, to which the reader is referred.
It will be seen, however, that the figure is seated between pillars, like the High Priestess, and on this account it seems desirable to indicate that the moral principle which deals unto every man according to his works—while, of course, it is in strict analogy with higher things—differs in its essence from the spiritual justice which is involved in the idea of election. The latter belongs to a mysterious order of Providence, in virtue of which it is possible for certain men to conceive the idea of dedication to the highest things. The operation of this is like the breathing of the Spirit where it wills, and we have no canon of criticism or ground of explanation concerning it. It is analogous to the possession of the fairy gifts and the high gifts and the gracious gifts of the poet we have them or have not, and their presence is as much a mystery as their absence. The law of Justice is not however involved by either alternative. In conclusion, the pillars of Justice open into one world and the pillars of the High Priestess into another.
「11.Justice(正義)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
11
Ⅺ
Justice
このカードは伝統的な象徴に従っており、何よりも明白な意味を持っているため、第一部でまとめたわずかな考察以外には、ここで述べることはほとんどありません。
詳しくは、読者は第一部を参照してください。
しかし、この人物像が「女教皇(High Priestess)」と同じように、柱の間に座っていることが分かるでしょう。
そのため、ここでは次のことを示しておく必要があります。
すべての人に対して、その行いに応じた結果を与える道徳的原理は、もちろん高次の事柄と厳密な類似関係にあります。
しかし、その本質において、「選び(election)」という考えに含まれる霊的な正義とは異なるものです。
「11.Justice(正義)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
後者、つまり霊的な正義は、神の摂理(Providence)に属する神秘的な秩序のものであり、その働きによって、ある人々は最高のものへ自らを捧げるという考えを抱くことが可能になります。
その作用は、意志するところに吹く「霊(Spirit)の息吹」のようなものです。
そして、それについて判断する基準も、説明する根拠も、私たちは持っていません。
それは、妖精から与えられる才能や、詩人に与えられる高い才能・恵み深い才能と似ています。
それらを持つ者もいれば、持たない者もいます。
そして、その存在は、その不在と同じように神秘なのです。
しかし、どちらの場合においても、「正義の法則」が関係しているわけではありません。
最後に述べるならば、正義(Justice)の柱は一つの世界へと開かれており、女教皇(High Priestess)の柱は別の世界へと開かれています。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/11

