ウェイト版タロット「20.Judgement(審判)」|原典・和訳・意味・生命の樹
![]()
※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
20.Judgement(審判)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

20.Judgement(審判)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「20.Judgement(審判)」占い上の意味の原文(英語原文)
20. The Last Judgment.—Change of position, renewal, outcome. Another account specifies total loss though lawsuit. Reversed: Weakness, pusillanimity, simplicity; also deliberation, decision, sentence.
「20.Judgement(審判)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
20
審判
Judgement
「20.Judgement(審判)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Change of position | 立場の変化・地位の変化 | 環境や状況が変わり、新しい段階へ移ることを意味します。 |
| Renewal | 再生・更新 | 古い状態から新しい状態へ変化することを指します。 |
| Outcome | 結果・結末 | 努力や出来事の最終的な結果を意味します。 |
| Total loss though lawsuit | 訴訟による完全な損失 | 別の解釈では、裁判によって大きな損失を被ることを指します。 |
「20.Judgement(審判)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Weakness | 弱さ・無力 | 精神的または能力的な弱点を意味します。 |
| Pusillanimity | 臆病・気弱 | 勇気や決断力に欠ける状態を指します。 |
| Simplicity | 単純・素朴 | 複雑な判断や深い考察を欠いた状態を意味します。 |
| Deliberation | 熟考・審議 | 慎重に考え判断することを指します。 |
| Decision | 決定・判断 | 選択を確定することを意味します。 |
| Sentence | 判決・宣告 | 裁定や最終的な判断を指します。 |
「20.Judgement(審判)」原典語句から見る私なりの解釈
「20.The Last Judgment(審判)」は、立場の変化・再生・結果など、過去の出来事を振り返り、新たな段階へ進むための転換点を象徴していると私は考えています。
また、復活や更新という意味から、過去に終わったものが再び動き出したり、努力の結果が明らかになることを示していると考えています。一方で、訴訟による完全な損失という意味から、判断や結果によって大きな代償を受ける可能性も表していると考えています。さらに、弱さ・臆病さ・単純さ・熟考・決断・判決という意味から、重要な局面で自分自身と向き合い、慎重な判断を求められる状態も示していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「20.Judgement(審判)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「20.Judgement(審判)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
0
ZERO
The Fool
I have said that this symbol is essentially invariable in all Tarot sets, or at least the variations do not alter its character. The great angel is here encompassed by clouds, but he blows his bannered trumpet, and the cross as usual is displayed on the banner. The dead are rising from their tombs—a woman on the right, a man on the left hand, and between them their child, whose back is turned. But in this card there are more than three who are restored, and it has been thought worth while to make this variation as illustrating the insufficiency of current explanations. It should be noted that all the figures are as one in the wonder, adoration and ecstacy expressed by their attitudes. It is the card which registers the accomplishment of the great work of transformation in answer to the summons of the Supernal—which summons is heard and answered from within.
Herein is the intimation of a significance which cannot well be carried further in the present place. What is that within us which does sound a trumpet and all that is lower in our nature rises in response—almost in a moment, almost in the twinkling of an eye? Let the card continue to depict, for those who can see no further, the Last Judgment and the resurrection in the natural body; but let those who have inward eyes look and discover therewith. They will understand that it has been called truly in the past a card of eternal life, and for this reason it may be compared with that which passes under the name of Temperance.
「20.Judgement(審判)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
20
ⅩⅩ
Judgement
私は、この象徴が本質的にはすべてのタロットの中で変わることがない、と述べました。少なくとも、多少の違いはあっても、その性質を変えるものではありません。
ここでは、大いなる天使が雲に包まれています。しかし、天使は旗の付いたラッパを吹き鳴らしており、その旗にはいつものように十字架が描かれています。
死者たちは墓から立ち上がっています。右側には女性、左側には男性、そしてその間には背を向けた子供がいます。
しかし、このカードでは、蘇っている者は三人以上描かれています。そしてこれは、現在一般的に語られている説明が不十分であることを示すために、このような変化を加える価値があると考えられたものです。
注目すべきことは、すべての人物が、その姿勢によって表される驚き、崇敬、そして恍惚の感情において、一つになっているということです。
これは、至高なるもの(Supernal)からの呼びかけに応えることで、大いなる変容の業が完成したことを示すカードです。
その呼びかけは外からではなく、内側から聞こえ、そして内側から応えられるものなのです。
「20.Judgement(審判)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
ここには、現在の場所ではこれ以上深く説明することのできない意味が示されています。
私たちの内側にあるものとは、一体何なのでしょうか。それはラッパを鳴らし、私たちの低い性質に属するすべてのものが、それに応じて立ち上がるものです。
それは、ほとんど一瞬のうちに、まばたきする間ほどの短い時間に起こるものです。
より深い意味を見ることのできない人々に対しては、このカードをこれまで通り「最後の審判」として、また肉体における復活として描き続けてもよいでしょう。
しかし、内なる目を持つ者は、このカードを見つめ、そこから真実を見いだすべきです。
そのような者たちは、このカードが過去において「永遠の生命のカード」と正しく呼ばれていた理由を理解するでしょう。
そしてその意味において、このカードは「節制(Temperance)」という名で知られるカードと比較することができます。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

☆ウェイト版タロットデッキ【正規品】☆
このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/20

