ウェイト版タロット「2.The High Priestess(女教皇)」|原典・和訳・意味・生命の樹
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※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
2.The High Priestess(女教皇)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

2.The High Priestess(女教皇)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「2.The High Priestess(女教皇)」占い上の意味の原文(英語原文)
2. The High Priestess.—Secrets, mystery, the future as yet unrevealed; the woman who interests the Querent, if male; the Querent herself, if female; silence, tenacity; mystery, wisdom, science. Reversed: Passion, moral or physical ardour, conceit, surface knowledge.
「2.The High Priestess(女教皇)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
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女教皇
The High Priestess
「2.The High Priestess(女教皇)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Secrets | 秘密・秘められた事柄 | 隠されている情報や未知のものを意味します。 |
| Mystery | 神秘・謎 | 容易には理解できない深い事柄を指します。 |
| The future as yet unrevealed | まだ明かされていない未来 | 現在は知られていない未来の可能性を示します。 |
| The woman who interests the Querent, if male | 男性の場合、質問者が関心を持つ女性 | 男性の相談者に関係する女性を指します。 |
| The Querent herself, if female | 女性の場合、質問者本人 | 女性の相談者自身を意味します。 |
| Silence | 沈黙 | 言葉にせず静かに保つ状態を示します。 |
| Tenacity | 粘り強さ・忍耐力 | 困難に対して持続する力を意味します。 |
| Mystery | 神秘・謎 | 隠された知識や理解しにくいものを示します。 |
| Wisdom | 知恵 | 深い理解や知識に基づく判断を意味します。 |
| Science | 科学・学問 | 体系化された知識や研究を指します。 |
「2.The High Priestess(女教皇)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Passion | 情熱・激情 | 強い感情や欲望を意味します。 |
| Moral or physical ardour | 精神的または肉体的な熱情 | 道徳的・身体的な強い熱意や衝動を指します。 |
| Conceit | うぬぼれ・慢心 | 自分を過大評価する状態を意味します。 |
| Surface knowledge | 表面的な知識 | 深い理解を伴わない浅い知識を指します。 |
「2.The High Priestess(女教皇)」原典語句から見る私なりの解釈
「2.The High Priestess(女教皇)」は、秘密・神秘・まだ明らかになっていない未来・沈黙・忍耐など、表面には現れない内面の世界や深い知恵を象徴していると私は考えています。
また、知識・学問・洞察力を示し、物事を急いで判断するのではなく、静かに観察し本質を見極める力を表していると考えています。さらに、情熱や思い込み、表面的な知識という意味から、深い理解を欠いたまま表面だけで物事を捉える危うさも示していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「2.The High Priestess(女教皇)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「2.The High Priestess(女教皇)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
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The Fool
She has the lunar crescent at her feet, a horned diadem on her head, with a globe in the middle place, and a large solar cross on her breast. The scroll in her hands is inscribed with the word Tora, signifying the Greater Law, the Secret Law and the second sense of the Word. It is partly covered by her mantle, to shew that some things are implied and some spoken. She is seated between the white and black pillars—J. and B.—of the mystic Temple and the veil of the Temple is behind her: it is embroidered with palms and pomegranates. The vestments are flowing and gauzy, and the mantle suggests light—a shimmering radiance. She has been called Occult Science on the threshold of the Sanctuary of Isis, but she is really the Secret Church, the House which is of God and man. She represents also the Second Marriage of the Prince who is no longer of this world; she is the spiritual Bride and Mother, the daughter of the stars and the Higher Garden of Eden. She is, in fine, the Queen of the borrowed light, but this is the light of all. She is the Moon nourished by the milk of the Supernal Mother.
In a manner, she is also the Supernal Mother herself—that is to say, she is the bright reflection. It is in this sense of reflection that her truest and highest name in bolism is Shekinah—the co-habiting glory. According to Kabalism, there is a Shekinah both above and below. In the superior world it is called Binah, the Supernal Understanding which reflects to the emanations that are beneath. In the lower world it is Malkuth—that world being, for this purpose, understood as a blessed Kingdom—that with which it is made blessed being the Indwelling Glory. Mystically speaking, the Shekinah is the Spiritual Bride of the just man, and when he reads the Law she gives the Divine meaning. There are some respects in which this card is the highest and holiest of the Greater Arcana.
「2.The High Priestess(女教皇)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
2
Ⅱ
The High Priestess
彼女の足元には月の三日月があり、頭には角のある冠をかぶっています。
その冠の中央には球体が置かれています。
胸には大きな太陽十字が描かれています。
彼女の手にある巻物には「Tora(トーラー)」という文字が記されています。
これは「大いなる法(Greater Law)」、「秘密の法(Secret Law)」、そして「言葉(Word)の第二の意味」を表しています。
その巻物は彼女の外套によって部分的に覆われています。
これは、あるものは暗示され、あるものは語られていることを示しています。
彼女は、神秘の神殿にある白と黒の柱、JとBの間に座っています。
彼女の背後には神殿のヴェールがあり、それにはヤシの葉とザクロが刺繍されています。
衣装は流れるようで薄く透けるようなものであり、外套は光、つまり揺らめく輝きを示しています。
彼女は「イシスの聖域の入口における秘教的科学(Occult Science)」と呼ばれてきました。
しかし実際には、彼女は「秘密の教会」であり、神と人間によって成る家を表しています。
彼女はまた、もはやこの世界の存在ではない王子の「第二の結婚」をも象徴しています。
彼女は霊的な花嫁であり、母であり、星々の娘であり、より高いエデンの園です。
結局のところ、彼女は借りた光の女王です。
しかし、その光こそが、すべてのものの光なのです。
彼女は、至高の母の乳によって養われる月です。
「2.The High Priestess(女教皇)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
ある意味において、彼女はまた、至高の母そのものでもあります。
つまり、彼女は輝く反映(reflection)なのです。
この「反映」という意味において、彼女の最も真実で高い象徴名は、カバラにおける「シェキナー(Shekinah)」です。
それは「共に住む栄光(co-habiting glory)」を意味します。
カバラによれば、シェキナーは上にも下にも存在します。
上位の世界では、それは「ビナー(Binah)」と呼ばれます。
ビナーとは「至高の理解(Supernal Understanding)」であり、下位にある流出(emanations)へ向けて、その光を反映するものです。
下位の世界では、それは「マルクト(Malkuth)」です。
この世界は、この目的においては祝福された王国として理解されます。
そして、その世界を祝福しているものこそ、「内在する栄光(Indwelling Glory)」なのです。
神秘的な意味において、シェキナーは正しい人の「霊的な花嫁」です。
そして、その人が法(Law)を読む時、彼女はそこに神聖なる意味を与えます。
いくつかの側面において、このカードは大アルカナの中でもっとも高く、もっとも神聖なものです。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/2

