ウェイト版タロット「12.The Hanged Man(吊るされた男)」|原典・和訳・意味・生命の樹
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※本サイトは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(1910年・Wikisource公開版)』を基準に、内容を理解・整理するための備忘録として作成しています。
タロットには流派や解釈、逆位置や色彩の意味など、さまざまな考え方があるため、まずは原典を基準に読み、自分なりのルールや解釈を整理することを目的としています。
日本語訳や語句の補足、一部の解説については、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が理解しやすい形で再編集している箇所があります。
そのため、本サイトの内容は原典の紹介と個人的な学習・整理を目的としたものであり、一つの参考資料としてご覧ください。
※今後は、A. E. Waite の原典を基準に整理した独自のルールに基づき、ウェイト版タロットのみを使用した占いを行う予定です。
12.The Hanged Man(吊るされた男)
※カードを逆さまに配置したことによって意味が変化するという解釈や、カードの色彩に意味を与える体系的な記述は原典に見られないため、本サイトでは採用していません。

12.The Hanged Man(吊るされた男)
原典:『The Pictorial Key to the Tarot』(Wikisource公開版)
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」占い上の意味の原文(英語原文)
12. The Hanged Man.—Wisdom, circumspection, discernment, trials, sacrifice, intuition, divination, prophecy. Reversed: Selfishness, the crowd, body politic.
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」原文語句の「占い上の意味〈Divinatory Meanings」と「逆向き〈Reversed〉」
12
吊るされた男
The Hanged Man
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」日本語訳「占い上の意味〈Divinatory Meanings」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Wisdom | 知恵・賢明さ | 経験や深い理解から得られる知識を意味します。 |
| Circumspection | 慎重・用心深さ | 状況をよく観察して判断することを指します。 |
| Discernment | 識別力・洞察力 | 物事の本質を見抜く能力を意味します。 |
| Trials | 試練・困難 | 成長のために経験する困難を指します。 |
| Sacrifice | 犠牲・自己犠牲 | 何かを手放して目的を達成することを意味します。 |
| Intuition | 直感・直観 | 理性ではなく内面的な感覚による理解を指します。 |
| Divination | 占術・神託 | 未来や隠された事柄を読み取る行為を意味します。 |
| Prophecy | 予言・預言 | 未来の出来事を告げることを指します。 |
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」日本語訳「逆向き〈Reversed〉」
| 原文 | 直訳に近い訳 | 補足 |
|---|---|---|
| Selfishness | 利己心・わがまま | 自分の利益のみを優先する状態を意味します。 |
| The crowd | 群衆・大衆 | 個人ではなく集団や多数の人々を指します。 |
| Body politic | 国家・政治体 | 社会や国家を一つの組織体として表す古い表現です。 |
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」原典語句から見る私なりの解釈
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」は、知恵・慎重な判断・洞察力・試練・犠牲など、物事を異なる視点から見つめ、深い理解を得るための一時的な停滞や自己犠牲を象徴していると私は考えています。
また、直感・占い・予言という意味から、表面的な情報だけではなく、内なる感覚や見えない真実を読み取る力を示していると考えています。一方で、利己心・大衆・社会的な力という意味から、自分の利益だけを優先したり、周囲の意見や集団の影響に流されることで、本来の気づきを失う可能性も表していると考えています。
Reversedの記述と意味「逆向き〈Reversed〉」として解釈
※占い上の意味の原文(英語原文)には 「Reversed」 の項目はありますが、「なぜ逆位置になるのか」「どのようなルールで逆位置を扱うのか」といった説明は原典には記載されていません。そのため、現在広く用いられている「カードの向きによって意味が変わる」という体系は、原典そのものよりも、後世の占術家や実践者によって発展・体系化された解釈であると考えられます。
タロットの「逆向き(Reversed)」は、カードの向きそのものが意味を変えるものでないと考えています。
カードにはそれぞれ象徴(意味の核)があり、その象徴が「Divinatory Meanings(占い上の意味)」は「自然に働いている状態」と「Reversed(逆の意味・逆の場合)」は「うまく働いていない状態」があります。
そのため実際の読み方では、カード単体の向きだけで決めるのではなく、展開された全体の流れや状況を見ながら、その象徴がどの状態にあるかを判断します。
周囲のカードが前向きなカードで一致しているのか不一致や、停滞・流れの乱れなのかを見ていきます。
つまり、意味そのものが反対になるのではなく、同じ象徴が「整っているか」「崩れているか」の違いとして見ます。
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」カバラ生命の樹との対応
※生命の樹とタロットの対応にはさまざまな考え方があります。本ページでは、複数の公開資料を参考に、独自に整理した対応を掲載しています。

「12.The Hanged Man(吊るされた男)」の原文(英語原文)「カードの絵柄説明〈Description〉」と「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
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ZERO
The Fool
The gallows from which he is suspended forms a Tau cross, while the figure—from the position of the legs—forms a fylfot cross. There is a nimbus about the head of the seeming martyr. It should be noted (1) that the tree of sacrifice is living wood, with leaves thereon; (2) that the face expresses deep entrancement, not suffering; (3) that the figure, as a whole, suggests life in suspension, but life and not death. It is a card of profound significance, but all the significance is veiled. One of his editors suggests that Éliphas Lévi did not know the meaning, which is unquestionable—nor did the editor himself. It has been called falsely a card of martyrdom, a card of prudence, a card of the Great Work, a card of duty; but we may exhaust all published interpretations and find only vanity. I will say very simply on my own part that it expresses the relation, in one of its aspects, between the Divine and the Universe. He who can understand that the story of his higher nature is imbedded in this symbolism will receive intimations concerning a great awakening that is possible, and will know that after the sacred Mystery of Death there is a glorious Mystery of Resurrection.
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」日本語解釈「カードの絵柄説明〈Description〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
12
Ⅻ
The Hanged Man
彼が吊るされている絞首台は、タウ十字(Tau cross)の形を作っています。
一方、その人物の姿は、脚の位置から見ると、フィルフォト十字(fylfot cross)の形を形成しています。
一見すると殉教者のように見える人物の頭の周囲には、光輪(ニンバス)があります。
ここで注目すべき点は、次の三つです。
(1)犠牲の木は、生きた木であり、そこには葉が付いていること。
(2)その顔は苦痛ではなく、深い恍惚状態を表していること。
(3)人物全体の姿は、停止した状態にある生命を示していますが、それは死ではなく、生命なのです。
これは深い意味を持つカードですが、その意味はすべて覆い隠されています。
「12.The Hanged Man(吊るされた男)」日本語解釈「ウェイトによる解説〈Commentary〉」
※Google翻訳やChatGPTを補助的に活用しながら、原文の内容を私が理解しやすいよう整理・解釈したものです。
ある編集者の一人は、エリファス・レヴィ(Éliphas Lévi)はその意味を知らなかったのではないかと述べています。
それは疑いようのないことであり、同時に、その編集者自身もまた理解していませんでした。
このカードは、誤って以下のように呼ばれてきました。
「殉教のカード」
「慎重さのカード」
「大いなる作業(Great Work)のカード」
「義務のカード」
しかし、出版されているあらゆる解釈を調べ尽くしたとしても、そこに見つかるのは空虚なものだけです。
私自身の立場から、ごく簡単に述べるならば、このカードは、その一つの側面において、「神聖なるもの(Divine)」と「宇宙(Universe)」との関係を表しています。
自らのより高い本性の物語が、この象徴の中に込められていることを理解できる者は、可能である偉大な目覚めについての示唆を受け取るでしょう。
そして、その者は、神聖なる「死の秘儀(Mystery of Death)」の後には、輝かしい「復活の秘儀(Mystery of Resurrection)」が存在することを知るでしょう。
ウェイト版タロットデッキ【正規品】
本サイトでは、A. E. Waite の『The Pictorial Key to the Tarot』をもとに、ウェイト版タロットの象徴や解説を整理しています。
私が使用するウェイト版タロットデッキ【正規品】です。

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このページについて
※本ページは、A. E. Waite 著『The Pictorial Key to the Tarot(Wikisource公開版)』(1910年・パブリックドメイン)を原典としています。
※掲載している英語原文およびカードイラストは、原典に収録されている内容をもとに掲載しています。原典および図版はいずれも著作権保護期間が満了したパブリックドメイン資料です。
※日本語訳・語句の補足・解説・カバラ生命の樹との対応などは、Google翻訳およびChatGPTを補助的に活用しながら、私が複数の公開資料を参考に内容を確認・整理し、理解しやすい表現で再構成したものです。そのため、表現や解釈には異なる見解が存在する場合があります。
※原典には「Divinatory Meanings(占い上の意味)」の中に「Reversed」の項目は記載されていますが、カードを逆向きに置く方法や、カードの向きによって意味が変化する仕組みについての体系的な説明は見られません。また、カードの色彩に固有の意味を与える体系的な説明も見られません。そのため、本サイトにおける「Reversed」の解説およびカバラ生命の樹との対応は、原典の記述を踏まえた私の考察・解釈であり、色彩による解釈は採用していません。
※より正確な内容を確認したい場合は、原典『The Pictorial Key to the Tarot』もあわせてご覧ください。
2026/6/12

